
SAP Integration Suite とは?
SAP Integration Suite は、オンプレミスおよびクラウドベースのアプリケーションやプロセスを、SAP が管理するツールや事前構築済みコンテンツと円滑に統合するための iPaaS (Integration Platform as a Service) です。
クラウド統合
SAP Integration Suite ツアー
統合を最優先にすることで、デジタルトランスフォーメーションを加速できます。SAP Integration Suite がビジネスの統合と自動化にどのように役立つのかご確認ください。
統合に向けた取り組みを開始し、以下の主要シナリオをご確認ください。
SAP の iPaaS
統合用ツールと事前構築済みコンテンツで、統合フロー、サードパーティーソリューションとの接続、API 管理など、統合に関するあらゆる課題に対応できます。
シームレスなビジネスプロセスを大規模に実現
ビジネスプロセスの連携を加速
統合を最新化し、将来を見据えた戦略を策定
シームレスなビジネスプロセスを大規模に実現
ビジネスプロセスの連携を加速
統合を最新化し、将来を見据えた戦略を策定
SAP のエンタープライズ Integration Platform as a Service (iPaaS) に関するアナリストの見解
統合の再創造:イベント駆動型のオートメーション革命に向けた準備
イベント駆動型オートメーションが、データ処理、オーケストレーション、状況認識にとっての主流アーキテクチャーに急速に変わりつつあります。企業はレジリエンス、スピード、柔軟性を高めるため、統合へのアプローチを見直しています。
SAP Integration Suiteの定量的なメリット
お客様へのインタビューと財務分析から、SAP Integration Suite を使用する企業では、3 年間で最大 278% の投資回収率が見られました。
ガートナー社の 2021 年版 EiPaaS 分野のマジッククアドラント
デジタル時代の組織にとって、統合が最も戦略的な優先事項となっている理由と、ガートナー社が SAP を EiPaaS のリーダーに認定した理由をご確認ください。
Sycor 社は、コアビジネスプロセスを一元化されたデジタル基盤に統合し、さらに標準化することで、将来的な事業拡大やイノベーションに対応できるようにしました。詳しくは、こちらの導入事例をご覧ください。

Deutsche Börse 社は、複数のクラウドアプリケーション間の統合プロセスを改善し、ビジネスパフォーマンスを向上させました。詳しくは、こちらの導入事例をご覧ください。

クラウドファーストの統合戦略は、持続可能なエネルギーを提供しながらコストを削減する Eneco 社の取り組みを支えています。詳しくは、こちらの導入事例をご覧ください。

Harrods 社は、クラウドベースの統合戦略を刷新し、進化するビジネスニーズに迅速に対応しています。詳しくは、こちらの導入事例をご覧ください。
[SAP Integration Suite] は、優れたサポートと事前構築済みの統合シナリオにより、ターンアラウンドタイムを改善します。
ガウラヴ・パンディ (Gaurav Pandey) 氏 - PMP、ITIL、CSM
SAP アプリケーションマネージャー、Flynn Restaurant Group
SAP Integration Suite の使用に適していない統合プロジェクトはありませんでした。
ジェフ・ゴアズ (Jeff Gores) 氏
IT ディレクター、Bar-s Foods 社
SAP Integration Suite は、SAP とサードパーティー製ソフトウェアを接続する際に使用できます。
ミーナクシ・ジャイン (Meenakshi Jain) 氏
マネージャー、Frazor 社
SAP Integration Suite は、IT ランドスケープにおける最適なインターフェースです。高性能で、非 SAP システムとのインターフェースとしても十分に信頼できます。
チャールズ・アン (Charles Ahn) 氏
ディレクター、KPMG 社
[SAP Integration Suite] は、十分に所有コストを下げ、優れた ROI を実現してくれます。
プレム・フラーラ (Prem Phulara) 氏
アソシエイトバイスプレジデント、GSPANN Technologies, Inc
[SAP Integration Suite] により、SAP と非 SAP システムをリアルタイムで接続できるようになりました。
認証済みユーザー
IT 企業におけるエンジニアリング分野のパラプロフェッショナル
Top Rated
お客様からの評価に基づき、SAP Integration Suite は iPaaS (Integration Platform as a Service) 分野において、TrustRadius 社の 2022 年 Top Rated 賞を獲得しました。レビューでは事前構築済みの統合フロー、サードパーティーのソフトウェアソリューションとのスムーズな統合、そして柔軟性が評価されています。
SAP Integration Suite に関する FAQ
iPaaS (Integration Platform as a Service) は、アプリケーション、データ、プロセス、およびサービス指向アーキテクチャー (SOA) の統合シナリオ向けクラウドサービスを提供します。このマルチテナントプラットフォームは、クラウド・ツー・クラウド、クラウド・ツー・オンプレミス、オンプレミス・ツー・オンプレミス、および B2B の統合をサポートします。リアルタイム統合をサポートし、モバイルの大容量ニーズ、ETL(抽出、変換、ロード)、電子データ交換 (EDI) 環境に合わせてスケーリングできます。
EiPaaS (Enterprise Integration Platform as a Service) は、アプリケーションとデータの統合、さらにプロセス、エコシステム、モバイルシステム、AI 対応システム、および IoT 統合の組み合わせ、API 管理機能やデジタル統合ハブ機能などを含む多様なシナリオに対応するクラウドサービススイートです。
出典:Gartner「Technology Insight for Enterprise Integration PaaS」Massimo Pezzini、Benoit Lheureux、2019 年 7 月 31 日
Integration as a Service は、インターネット経由でプロビジョニングされ、管理されるインスタントコンピューティングインフラストラクチャーです。
エンタープライズ統合とはデータへの挑戦、そのものです。組織内には大量のデータが存在し、「ビッグデータ」という言葉が、大規模で多様なデータソースを指し示すようになりました。多様な非標準フォーマットの膨大なデータには、計り知れないビジネスバリューが潜んでいます。このバリューを引き出すには、まずは複数のソースやアプリケーションのデータを統合する必要があります。モノのインターネット (IoT) も、日常的に使用されるデバイスを通じて顧客とつながり、有用なデータを分析する新しい機会をもたらしますが、活用するには、重要なデータを取り出し、データセンターに送る必要があります。Web アプリケーションによって、エンタープライズ統合はより複雑になります。特に、レガシーアプリケーションと、マイクロサービスなどのサービスベースアーキテクチャーを統合する必要がある場合、この傾向は顕著です。
メッセージングとは、分散アプリケーションアーキテクチャー上でのコンポーネント間の通信方法です。通信の送り手および受け手が共通のメッセージングフォーマットとプロトコルを理解していれば、各コンポーネントは、異なる言語、コンパイラ、オペレーティングシステム間でもメッセージを送受信できます。
アプリケーションコネクターは、コンポーネントのやり取りに関するルールをモデル化したアーキテクチャー要素です。これらは、特定の API 向けにカスタマイズされた標準クラス接続で、新しいエンドポイントを素早く統合できます。
SAP コネクターを使用すると、オープン規格ベースで、さまざまなアプリケーションやテクノロジーを SAP システムと統合することができます。このコネクターによって、ABAP または ABAP オブジェクトで記述された SAP コンポーネントと、Java、C++、Visual Basic などで記述されたその他のコンポーネントの相互運用性が技術的にサポートされます。
データストリームとは、実際のデータの送信とは関係なく、アプリケーションが追加したり、消費したりすることができる一定の情報の流れのことを指します。例えば、SAP HANA ストリーミング分析オプションは、受信イベントデータのストリームをリアルタイムで処理し、この情報を収集し、この情報に基づいてアクションを起こすためのオプションです。スマートデータストリーミングは、イベント発生時にデータを受信し、このデータを即座に収集および理解し、その情報に基づいてアクションを実行する必要がある場合に有用です。
リアルタイムにイベントストリームを生成するデータソースには以下のものがあります。
● センサー
● スマートデバイス
● Web サイト(クリックストリーム)
● IT システム(ログ)
● 金融市場(価格)
● ソーシャルメディア
データは通常、多様なソースとスマートデータストリーミングサーバーをつなぐアダプター経由で、そのソースからストリーミングプロジェクトに流れ込みます。このストリーミングプロジェクトには、ビジネスロジックが含まれています。これらは通常、連続クエリおよびルールの形式で受信データに適用されます。ストリーミングプロジェクトは完全にイベントドリブンで機能し、生の入力ストリームを 1 つまたは複数の派生ストリームに転換します。派生ストリームは、SAP HANA データベースでキャプチャされたり、アラートとして送信されたり、ダウンストリームアプリケーションにポストされたり、ライブダッシュボードにストリーミングされたりします。
EIP とは、共通の統合問題に対するテクノロジー依存ソリューションのコレクションです。また、パターンにより、開発者やアプリケーションアーキテクトが統合を説明するための共通言語が提供されます。
API は、アプリケーションソフトウェア構築のためのツール、定義、プロトコルのセットです。これにより、異なる製品やサービス間で互いの実装方法が不明であっても、通信が可能になります。