SAP Sustainability Footprint Management

ERP を中核とするこの炭素管理ソリューションは、企業と製品のカーボンフットプリントを幅広く集計して、バリューチェーン全体の脱炭素化を促進します。
SAP Sustainability Footprint Management のダッシュボードのスクリーンショット

企業と製品のカーボンフットプリントの算出

SAP Sustainability Footprint Management

SAP は、現在の企業のサステナビリティレベルに関係なく、極めて正確なフットプリントをきめ細かく算出できるようにガイドします。

  • SAP の ERP を中心とする AI を活用したアプローチにより時間とリソースを節約します。

  • スマートなホットスポット分析によってカーボンフットプリントの完全な透明性を実現します。

  • 既存のビジネスプロセスにフットプリントの結果を組み込むことで、脱炭素化を促進します。

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導入効果

製品と企業全体のカーボンフットプリントの算出

スコープ 1、2、3 のすべてのカテゴリーで、製品の製造から廃棄までのカーボンフットプリントと、企業全体のカーボンフットプリントを評価します。

きめ細かいフットプリント算出のための統合

SAP S/4HANA に格納された既存のマスターデータやトランザクションデータを取り込み、サプライヤーデータ、サードパーティーのデータソース、施設のエネルギーフローを統合し、フットプリント結果の精度を高めます。

ERP が牽引する脱炭素化

フットプリントの算出結果を主要なビジネスプロセスに組み込んで、エンドツーエンドの炭素管理に基づいた持続可能な意思決定を促進します。

主な機能

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統合シナリオ

既存の ERP データを計算に再利用し、フットプリントの算出結果をビジネスプロセスに反映させて意思決定に影響を与えます。

排出係数管理

排出係数のマッピングに AI を活用して精度を高め、サプライヤーの詳細なフットプリントデータを入手することができます。

カーボンフットプリントの大規模な算出

企業、バリューチェーン、製品の各レベルでスコープ 1~3 のフットプリントを計算し、管理します。

カーボンフットプリント分析

バリューチェーン全体にわたるカーボンフットプリントデータについて、細部にいたるまで完全な透明性を確保します。

注目の導入事例

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「持続可能な工場」実現のためにグリーン変革を推進

マツモトプレシジョン株式会社は、SAP Sustainability Footprint Management を使って、製品単位での CO2 排出量の情報を取引先に提供しています。詳細はプレスリリースをご覧ください。

技術情報

この製品はクラウドに展開される Software as a Service (SaaS) として提供されるため、あらゆる Web ブラウザーから利用できます。

SAP Help Portal

SAP Help Portal にアクセスして、SAP 製品の導入、設定、最適化に役立つ詳細なドキュメント、ガイド、記事をご覧ください。

リソース

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サステナビリティに取り組む企業:優れた取り組みを行っている企業の紹介

企業運営の戦略にサステナビリティを組み込み、実績を上げている企業を紹介します。

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二酸化炭素排出量の報告・削減の新たな手段

二酸化炭素の総排出量は企業のバランスシートにどのような影響を与えるのでしょうか?また、どうすれば現金同様の精度で測定、管理できるのでしょう?こちらのビデオでその答えをお確かめください。

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将来を見据えた企業になるための炭素会計の変革

炭素会計について、財務会計並みの精度を実現する方法を示すとともに、グリーン元帳の導入が財務と環境の両面で、きめ細かく正確かつタイムリーな意思決定に有効である理由を解説します。

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人や環境への影響の評価

CSRD に基づく開示により、ステークホルダーは、企業が人および環境に与える影響を評価するために必要な情報を得ることができます。また投資家は、これらの影響から生じる財務リスクや機会を評価することができます。

FAQ(よくある質問)

FAQ(よくある質問)

SAP Sustainability Footprint Management では、製品および企業全体のカーボンフットプリントを計算する ERP 中心のアプローチが提供され、アウトバウンド統合によって結果がビジネスプロセスに統合されます。SAP Green Ledger は、SAP が 2024 年第 4 四半期末にリリースした財務ソリューションです。どちらのソリューションも統合によって炭素会計と財務会計を整合させ、スマートな意思決定を行えるようにします。SAP Green Ledger では、財務データと炭素データを評価し、利益センター、事業セグメント、その他の財務要素に割り当てることができます。SAP Green Ledger には、企業全体または製品のカーボンフットプリントを計算する機能は含まれていません。

PCF は、製品ライフサイクルのさまざまな段階で排出される温室効果ガス (GHG) の合計を算出します。排出量は、製品の特定単位量に対して計算されます。PACT V2 などの自主基準をサポートする場合、Catena X などのネットワークで低炭素サプライチェーンを構築する場合、低炭素製品を開発する場合などに PCF が使われます。

 

一方、CCF は企業活動によって直接または間接的に排出される GHG の総量を見るためのものです。排出量は通常、暦年などの一定期間に対して算出されます。CCF はスコープ 1、2、3 排出を区別する GHG プロトコルに従って計算されるのが一般的です。CCF の使い途としては、CSRD などの規制要件の遵守、脱炭素化の取り組みの透明性向上、ネットゼロ目標の達成などがあります。

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