SAP Master Data Governance, cloud edition
企業のマスターデータ管理の取り組みをクラウドで開始しましょう。導入のハードルがきわめて低く、追加のマスターデータ管理シナリオをお客様のペースで構築していくことができます。
一元化された信頼できるビューでビジネスを把握できれば、作業効率が上がり、より的確な意思決定を行えるようになります。SAP Master Data Governance アプリケーションは、SAP Business Technology Platform をベースとしたマスターデータ管理レイヤーを使用して、マスターデータをまとめ、一元管理することを支援します。
企業のマスターデータ管理の取り組みをクラウドで開始しましょう。導入のハードルがきわめて低く、追加のマスターデータ管理シナリオをお客様のペースで構築していくことができます。
SAP とサードパーティーのデータソースを統合し、大量のデータに対して追加のバルク更新を一括で処理することで、唯一の正確な情報源を構築します。
コラボレーション型のワークフロールーティングと通知により、チームごとに独自のマスターデータ属性を持たせることができ、特定のデータポイントに対して有効な値を強制的に適用することもできます。
ビジネスルールを定義、検証、監視して、マスターデータがすぐに利用可能な状態であることを確認し、マスターデータ管理のパフォーマンスを分析します。
Adani Group では、単一の情報源から質の高いインサイトを得られるようになったことで、生産性が上がり、ユーザーエクスペリエンスが向上しました。その方法をご覧ください。
Tetra Pak は、重要なデータ資産の品質を向上し、データガバナンスを強化することで、世界中の食品の安全と安定供給を守っています。その方法をご覧ください。
SAP Master Data Governance は、高度なマスターデータ自動化を導入できるパワフルなソリューションです。
ジェフリー・デウルフ (Jeffrey Dewolf) 氏
Tetra Pak、グローバルマスターデータ担当ディレクター
事前構築済みのデータモデルやビジネスルールなどのおかげで、ビジネス価値をより迅速に提供できるようになりました。
ディハンク・ヴィシュノル (Dishank Vishnol) 氏
Areteans、シニアコンサルタント
SAP Master Data Governance を導入したことで、当社の調達、財務、販売データは大きく生まれ変わりました。
IT コンサルタント
情報テクノロジー (IT) サービス企業
SAP Master Data Governance と SAP Data Intelligence は、TrustRadius でのユーザーフィードバックの結果で、Top Rated を受賞しました。SAP Master Data Governance のレビュー担当者は、製品のバルクデータロード機能、ワークフロー自動化ツール、監査機能を高く評価しています。
メーガン・ヘッドリー (Megan Headley) 氏、TrustRadius リサーチ担当バイスプレジデント
『The Forrester Wave™: Master Data Management, Q4 2021(The Forrester Wave™:マスターデータ管理、2021 年第 4 四半期版)』レポートで SAP がリーダーに認定された理由をご覧ください。
グローバルな組織でマスターデータの管理レベルを可視化して把握するのが難しい理由と、この問題を解決するのにフェデレーション方式が有効である理由について説明します。
マスターデータ管理 (MDM) は、製品データ、顧客データ、資産データ、財務データなど、すべての重要なビジネスデータに対し、1 つの信頼できるマスター参照(唯一の正確な情報源)を作成するための手法です。MDM により、企業が、プロセス、運用、アナリティクス、レポーティングなどビジネス上のさまざまな領域で、不整合を発生させる可能性がある複数バージョンのデータを使用できないようにします。効果的な MDM を実現するための 3 つの柱は、データ統合、データガバナンス、およびデータ品質管理です。
マスターデータ統合の目的は、マスターデータを配信して、すべてのアプリケーションで整合性の取れたマスターデータビューを実現することです。マスターデータ統合は、企業全体でエンドツーエンドのプロセス統合を可能にします。マスターデータ統合では、マスターデータの品質を変えることなく、常に現状のままのマスターデータを配信します。代わりに、統合は業務別アプリケーションに一貫したデータビューを表示する配信レイヤーを提供します。最終的には、マスターデータ統合によってデータ共有の効果が高まり、データ共有にかかるコストや労力も削減されます。
製品比較をご覧ください。
S/4HANA へ移行後も、多くのビジネスプロセスはこれまでお使いの ERP システムで慣れ親しんだものと変わりありません。それに加えて、デジタル市場の需要に応えるために、より自動化された新しいプロセスを導入していただくことになります。部品在庫の自動交換プロセス、IoT プロセスなど、可能性は無限大です。これらのプロセスはクリーンで正確なマスターデータに依存するところが大きいため、マスターデータの精度がタスクに対して不十分な場合、SAP S/4HANA の価値は大きく損なわれてしまいます。そのような事態を避けるため、実際に導入を開始する前に、マスターデータを事前に整理することをお奨めします。SAP Master Data Governance アプリケーションには、SAP のデータモデルおよび基盤テクノロジー (SAP Business Workflow など) と統合が組み込まれており、SAP アプリケーションと他社製アプリケーションのマスターデータを統合し、積極的に管理するのに役立ちます。