Grupo Ageas Portugal 社:デジタル時代に向けて調達・購買を最新化
SAP とともに歩む Grupo Ageas Portugal 社のジャーニー
Grupo Ageas Portugal 社の調達・購買組織は多くの業務をこなす中、年間何千件もの購買案件を担当しています。しかし、効率を最大限に高めるには、サプライヤー管理システムを合理化、一元化、デジタル化する必要がありました。つまり、業務に適したテクノロジーの選択、パートナーとの強固な協力体制の構築、計画的な導入が不可欠でした。
| 業種 | 地域 | 企業規模 | パートナー |
| 保険 | ポルトガル、リスボン | 従業員数 1,335 人 | SCORE Consulting 社 |
同社のサプライヤー管理システムに登録されているサプライヤーの数
SAP Ariba ソリューションで管理されている有効契約の数
年間取引額
Grupo Ageas Portugal 社、調達・購買責任者
ペーパーレスの調達・購買業務を目指して
Grupo Ageas Portugal 社は、約 200 年にわたって欧州の個人・企業向け保険会社を牽引してきた Ageas AG の傘下にあります。Grupo Ageas Portugal 社は、ポルトガル全土で人々の生活の保障を請け負っています。同社の調達・購買部門と経理部門は、社内の主要組織に代わって 1 億 900 万米ドルを管理し、年間 500 件以上の有効契約、6,500 件の購買発注、2 万件の請求書を扱っていました。
この多忙な組織を最大限に効率化するために、同社はサプライヤー管理システムをデジタル化したいと考えていました。対象となった主な改善点は、手作業の業務、分散した契約リポジトリー、複雑な監査証跡です。そこで、ペーパーレスのプロセスに移行すれば、従業員の日常業務の最適化が飛躍的に進むことが見えてきました。
同社が目指したのは、「最高クラス」の調達・購買システムを構築して、最適なユーザーエクスペリエンスを提供し、サプライヤーとのコミュニケーションを改善し、部門間のニーズに対応することです。また、調達・購買部門と請求処理部門がより価値の高い業務に集中できるようにしたいと考えました。
長期的な視点でサプライヤー管理システムを確立
この意欲的な取り組みをサポートするため、同社は 3 段階のアプローチでシステムの準備と導入を推し進めることにしました。具体的には、主導的役割を担うチームが社内外のパートナーと協力して、ニーズを見極め、適切な技術ソリューションを選定し、広範な変更管理とトレーニングを行い、使用状況と結果を注意深く監視するという流れです。
SAP とそのパートナー企業 SCORE Consulting 社のサポートを受けて、Grupo Ageas Portugal 社はサプライヤー管理の変革を支える SAP Ariba ソリューションスイートを統合しました。
第 1 段階では、サプライヤー管理を可能にする SAP Ariba Lifecycle and Performance ソリューションに加え、サプライヤー選定ツールや予算策定ツールの活用を目的に SAP Ariba Sourcing ソリューションを導入しました。この段階では、購買ワークフローやサプライヤーポータルを管理するための SAP Ariba Buying ソリューションのほか、サプライヤーとの連携、支出の可視化、コンプライアンスを強化する SAP Business Network Commerce Automation ソリューションも導入しました。
第 2、第 3 段階ではさらに、契約をデジタル化し、リポジトリーとして機能する SAP Ariba Contracts ソリューションを追加し、請求書処理のデジタル化・自動化を目的とした SAP Invoice Management by OpenText アプリケーションを導入しました。これらの SAP ソリューションを連携させることで、調達・購買部門と請求処理部門は、包括的かつ効率的なデジタル化されたサプライヤー管理システムを確立しました。
SAP Ariba ソリューションが調達・購買にもたらしたさまざまなメリット
Grupo Ageas Portugal 社の調達・購買の最新化に大きく貢献したのが、段階的な導入計画でした。SAP Ariba をはじめとする SAP ソリューションを導入するにあたり、同社はこの取り組みの成功に欠かせない多くの重要事項を達成しました。例えば、主導的役割を果たす組織横断的なチームに対する経営陣のサポート、カスタマイズではなくソリューションの機能を重視したこと、社内チームとサプライヤーに対する綿密なコミュニケーション計画、幅広いユーザートレーニングとサポートなどが挙げられます。
サプライヤー管理がデジタル化・一元化されたことで同社は、1,100 社以上のサプライヤー登録、500 件以上の契約管理、1,400 件以上の RFx 記録、1 億 1,500 万ユーロ以上の年間取引を実現しています。
SAP Ariba ソリューションで調達・購買プロセスの各ステップが追跡されて、手作業は最小限で済むようになりました。また、法務部門は契約をデジタルで検証し、サプライヤーも社内関係者も契約にデジタルで署名することができます。さらに、サプライヤーのコスト比較、最適な価格設定、コスト削減によって、予算管理の強化も進んでいます。調達・購買部門と請求処理部門は、手作業から解放され、本来の高度な業務に集中できるようになりました。この組織は、SAP ソリューションを活用して、予想以上の速さで調達・購買を単なる管理業務から法規制や基準に沿った業務へと移行することができました。現在では、コストを最適化し、社内関係者と連携して調達・購買活動を戦略的に計画して、組織全体に付加価値をもたらすことに重点的に取り組んでいます。
テクノロジー投資から得られる価値を最大化
Grupo Ageas Portugal 社は、SAP ソリューションの機能や使用状況を定期的に確認して、定着率の最大化を図っています。また、調達・購買部門は、SAP Training and Adoption サービスと SAP Ariba Best Practices Center サービスを通じて、継続的なサポートと教育を受け、新たな活用方法を学び、サプライヤー管理の効率を最適化するのための機能を最大限に活用しています。
主要パートナー
SCORE Consulting 社は、Grupo Ageas Portugal 社の調達・購買変革をサポートしているパートナー企業です。導入サービスを提供した同社は、今後も Grupo Ageas Portugal 社と協力してシステムの保守・改善に取り組んでいきます。