Four runners on a running path

株式会社アシックス:人事テクノロジーを超えたソリューション

Logo of ASICS, an SAP customer

株式会社アシックスとSAPの歩みを探る

株式会社アシックス(「アシックス」または「同社」)は、「Sound Mind, Sound Body」という創業哲学が深く根付く高性能スポーツウェアのパイオニア。このような象徴的ブランドが、スポーツのプロからあらゆる場所のあらゆる人々に対象を広げたとき、人事組織はこの野心的なグローバルミッションにおいて重要な役割を果たしました。同社は、SAP SuccessFactors ソリューションを導入して、断片化されていた人事制度を大きく変えました。

業種地域企業規模
消費財および小売業界日本・神戸市従業員数:10,000名
740

オンデマンドトレーニングに個人のデバイスを使用する権限が付与されたリテールスタッフの人数

1

トレーニングや採用を含む、地域全体の人事プロセスの標準化システムの数

アシックスが既存のお客様から新しいビジネスに拡大したとき、人事は重要な役割を果たしました。我々は、従業員が目に見えてサポートされていると感じるようにするだけでなく、従業員をよりよく理解して管理するためのプラットフォームを必要としていました。SAP SuccessFactorsソリューションは、私たちが2030年の目標を達成するために必要な、標準化された一貫性のあるHRエクスペリエンスを提供してくれています
中島有理氏
株式会社アシックス人事部副部長

人事と従業員とのつながり

75年近くにわたり、アシックスはスポーツウェアの代名詞であり続けています。売上は2023年度5704億円で、スポーツテクノロジーの分野をリードし、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるように支援しています。最初のバスケットボールシューズから現代のスニーカーに至るまで、アシックスは常に革新を続けています。

 

進化の一環として同社は最近、2030 年までの10 年ビジョンに向け「パフォーマンス・アスリート」中心のビジネスから、「誰もが一生涯運動・スポーツに関わり、心と身体が健康で居続けられる世界の実現」に焦点を広げました。しかしアシックスの人事インフラは、断片化され、かつデジタル化されていなかったため、この大規模なミッションにはマッチしていませんでした。

 

各地域には独自のシステムが存在し、人事の方針も異なるため、プロセスは手作業で対応していました。従業員数、組織構造、従業員のパフォーマンスなどの主要データには、グローバルにアクセスできませんでした。その結果、人事全体でデータの不整合と不備が生じてしまいました。グローバルでのデータ共通化と可視化が無ければ、会社の目標を達成するのは難しい状況でした。

 

人事組織は会社の新しいミッションを叶えるために、地域システムの世界標準化、完全な可視性とエンゲージメントを備えた1つのテクノロジーソリューションに変革する必要がありました。

サイロ化された人事システムを一元化されたグローバルプラットフォームに変換

この意欲的な取り組みを実現するために、アシックスの人事部は SAP SuccessFactors ソリューションを選択しました。クラウドベースの人事管理システム (HRMS) は、同社の欧州地域における人財育成プロジェクトにおいてビジネス価値をすでに証明していました。

 

SAP SuccessFactors の導入は、統合されたテクノロジーソリューション内でグローバルにつながるHR エクスペリエンスを用い、同社の2030年の取り組みをサポートしています。このポートフォリオにより、断片化された地域の人事システム、方針、および手作業のプロセスを排除し、アシックスが会社全体で人事管理をグローバルに連携できるようになりました。

 

機能の観点から、このポートフォリオはタレントマネジメント機能を世界規模で展開しました。人事分析データを通じてビジネスに関するより良い議論を促進し、要員計画によって組織の人財の特定と育成を支援しています。現在アシックスは、パフォーマンス評価、採用活動、人財育成、人員計画、およびその他の多くの人事機能を標準化し運用しています。

人事の生産性を最適化し、従業員のつながりを高める

SAP SuccessFactorsは、人事チームと従業員に高い効率性と従業員エンゲージメントをもたらすことに貢献してきました。

 

この基盤を基に、グローバル人事部門は、組織図の作成、部門ごとの従業員数の把握、従業員の役割の特定に加え、その他の重要なタスクをリアルタイムで迅速かつ直感的に実行できるように取り組んでいます。

 

アシックスの従業員は、標準化されたグローバルなコンピテンシーフレームワークと同一の評価基準で評価され、競争力を高めています。また、従業員は、マネージャーのサポート、目標設定、人財育成により、キャリアパスをよりコントロールできるようになっています。

 

現在、コンプライアンスと人財育成のための学習システムは世界規模で展開され、人事部門は参加率と完了率を可視化しています。モバイルアプリを介したトレーニングにより、デスクレスワーカーは、会議室を使用せず、認定手続きを待つことなく、コースを受講することができます。

 

採用活動もより合理化され、自動化されています。たとえば、評価基準はプラットフォームに組み込まれているため、関係者がオフラインで基準の擦り合わせに時間をかける必要はありません。

SAP SuccessFactors を導入する前は、HR チームがチーム外の重要なビジネスディスカッションに参加することに苦労していました。そのため、従業員数などに関する正確なデータを取得するのが困難でした。今では、HR ダッシュボードからリアルタイムデータを表示し、さまざまなトピックに関連するインサイトを提供できるまでになりました。これは、組織における人事部の価値向上に役立っています
中島有理氏
株式会社アシックス人事部副部長

将来を見据えた人事組織の強化

アシックスは、2030年のビジョン実現に向けて歩みを進めており、変化し続けるビジネス環境に合わせて進化を続けています。その取り組みをサポートするために、同社はSAP Preferred Success サービスと提携して、人事のミッションと戦略を改善し、推進しています。

 

同社は、新しいプラットフォーム機能を通じて、SAP SuccessFactorsを使用してグローバルプロセスを改善し続けます。サクセッションプランの策定、より強固な組織文化の形成、従業員の効率への影響を定量的に測定することを目指しています。

その他の導入事例

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