SAP NetWeaver:
データ統合のITプラクティス
SAP NetWeaverにより、ユーザ定義のデータや、顧客、サプライヤ、従業員データなどのあらゆるマスタデータが、正確に、重複レコードがなく、正規化された状態に保ちます。「統一されたデータソース」として、社内外のユーザおよびアプリケーションからのアクセスが柔軟に行えるようになります。
SAP NetWeaverにより、以下が可能になります。
- マスタデータの統合 -- SAPおよびSAP以外のシステムに存在するマスタデータを、セントラル・マスタデータ・ストアに集約します。データが統合されると、管理対象になるシステム全体でのデータや、システム間で同一または類似するオブジェクトの特定、IDマッピングを利用した企業全体での信頼性の高い分析やレポーティングが可能になります。
- マスタデータの調和 -- 異機種システム間のマスタデータを統合し、同期します。グローバルで共通管理する属性情報を、インタラクティブに配信することにより、マスタデータの品質を保証します。また、公開されたデータをもとに、ローカルシステム固有の情報を各アプリケーション側で更新することが可能です。
- マスタデータの集中管理 -- マスタデータの保管やメンテナンスなどの集中管理を行うことで、社内のマスタデータをある一定の水準に保つことが可能です。セントラル登録されたマスタデータは、その後インタラクティブな配信機能を使用して、必要に応じてクライアントシステムに配信されます。
- 製品コンテンツ管理 -- 製品コンテンツのセントラルリポジトリ作成と、管理を実現します。SAP NetWeaverは優れた検索機能を備えているだけでなく、検索可能なWebカタログや印刷カタログとして製品情報の公開に対応します。
- グローバルデータ同期 -- UCCnetやTransoraなどのデータプールを介して、小売業者との一貫性のあるトレードアイテムのデータ交換を実現します。
データ統合に関連する重要なITアクティビティは、SAP NetWeaver Master Data Management、SAP NetWeaver Exchange Infrastructure、SAP NetWeaver Business IntelligenceなどのSAP NetWeaverコンポーネントによって実現します。