2010年には1,000億円!中堅・中小企業のERP導入は増加の一途
株式会社ノークリサーチの発表によると(*1)、2007年度の中堅・中小企業市場でのERP導入は、785億1,000万円になる見込みとのことです。2006年度の実績は 722億4,900万円でしたので、対前年度比で約8.7%増の急成長を遂げることになります。2004年以降は毎年110%前後の伸びを示し、2010 年には1,000億円を超えると予測されています。
中堅・中小企業向けERP市場規模推移
また「クラス別ERP市場規模(対2003年度)」に着目すると、2003~2006年度の市場規模比較で、中堅企業の上位クラスから中小企業クラスまで、それぞれ順調に伸びていることが分かります。特に年商50~300億円の規模での伸び率は顕著で、50%前後の成長率を示しています。
クラス別ERP市場規模(対2003年度)
この傾向から、従来は大企業を中心に普及していたERPが、中堅・中小企業においても必要だという認識が進んでいることが読み取れます。また (社)日本情報システム・ユーザー協会の日本版SOX法に関する調査(下円グラフ参照)(*2)によると、「情報システムのかなりの見直しが必要」との回答が39%、「情報システムの全面的な見直しが必要」との回答10%もあり、合計で49%もの国内企業が現行情報システムでの日本版SOX法対応が難しいと答えています。こうした状況から 2008年度以降、中堅・中小企業のERP導入はさらに急激な伸びを見せることが予想されます。
内部統制・日本版SOX法への対応状況(既存の情報システムでの対応可否)
(*1) 出典:「2007年 中堅・中小企業向けERP市場の実態調査報告」 株式会社ノークリサーチ2007年11月20日発表)
(*2) 出典: (社)日本情報システム・ユーザー協会 「JUAS企業IT動向調査2007」 2007年4月