SAP プリンターベンダープログラムで認定されたプリンターモデルとデバイスタイプの組合せを使用することにより、SAP ERPからさまざまなドキュメントを出力することができます。ここにリストされているプリンターモデルに対応するデバイスタイプには、新機能として追加プリントオプション(POSS)が追加されたことにより、プリンターが装備するオプション機能を最大限に活用できます(リリース620以上に対応)。
SAP プリンターベンダープログラム
お客様にフォーカスしたエコシステムの価値を明らかにするため、SAPはプリンターベンダープログラムを導入し、主要なプリンターメーカーとの協業を進めております。SAPプリンターベンダープログラムにご参加いただくプリンターメーカーにより、SAPのソフトウェアからの出力に使用されるプリンターモデルに対し、共同で広範囲なサポートソリューションが提供されます。
ビジネスプロセスにおけるドキュメントの印刷は必要不可欠だと認識されており、市場におけるプリンターモデルの数と性能も着々と伸び続けています。SAPとプリンターメーカーは、お客様のために共同してプリンターの持つ機能とSAP技術の最適な連携を提供しています。
SAP ERPの印刷処理概念
SAP ERPの印刷処理は、大別すると下記の2種類があります。
1. プリンター出力用デバイスフィルタによるダイレクト印刷
- SAPでは「デバイスタイプによるダイレクト印刷」と呼び、SAP ERPで標準サポートしているデバイスフィルタを、"出力タイプ"または「デバイスタイプ」と呼んでいます。
- 本制御方法は、SAP ERPのサーバ上でプリンターが直接処理可能なプリントデータファイル(プリンター制御言語と印刷文字データからなるファイル)を生成し、プリンター接続環境のネットワークプロトコルに従って、そのファイルをプリンターへ出力します。
2. クライアントPCのWindows環境によるインダイレクト印刷
- SAPでは「SAPSprint/SAPFprintによるWindowsドライバ経由の印刷」と呼んでいます。(SAPLPDは、現在は限定サポートとなっております。)
- 本制御方法は、SAP ERPのサーバとWindows PC上で動作するSAPSprint/SAPFprint間で独自のシーケンスを用いてインタフェースをとり、SAPSprint/SAPFprintがそのシーケンスをもとにWindowsドライバとGDIインタフェースにより印刷処理を行い、プリンターへ出力します。
(MSアプリケーションの印刷と同様のイメージになります。)
上記(1)はプリンターの接続環境に依存(プリンターの接続環境の制限は除く)することなく、UNIXのリモート/ローカル環境や、Windowsネットワーク環境でも出力可能ですが、上記(2)はWindows環境が必要になります。
SAP ERP対応プリンターリストの意味について
本リストは、上記(1)の「デバイスタイプによるダイレクト印刷」の接続を行う時に、ERPのデバイスタイプと接続するプリンターとの対応付けを、容易に行うことを目的として新たに導入されたツール「デバイスタイプ選択ウィザード」の一覧です。本ツールはトランザクションSPADから使用することができます。これはERPシステムからのプリンターの接続時に、プリンターが搭載している制御言語などの詳細を意識することなく、ご使用のプリンターモデルを選択するだけでシステムとの接続を完了する支援ツールです。詳細はSAPノート1036961をご参照ください。
SAPでは、上記の両環境が存在する時は(1)の接続を推奨しますが、プリンターには現在デバイスタイプで対応していない他制御言語のプリンターや、制御言語を搭載していないWindows GDI専用プリンターもあるため、「日本語プリンターリストでリストアップ外のプリンターが使用できない」ということではありませんが、(2)の接続のみとなります。
ラベルプリンター(バーコードラベルプリンター)について
詳細は、「ラベルプリンター(バーコードラベルプリンター)の標準サポートについて」を参照してください。SAPプリンターベンダープログラム(シルバー)メンバーの印刷ソリューションにつきましては、ラベルプリンターメーカーからのご提供となります。
プリンターリスト